院長コラム

2011年1月の記事一覧

帯下(おりもの)について

2011年01月27日

平成23年1月27日(木)放送

おりものは、女性の90%にあり膣からの分泌物をいい、正常・異常なものがあり、「たいげ」「こしけ」とも言います。
おりものは細菌の感染を防ぎ、膣内を清潔に保つ役割がある。

  • 正常なおりもの:無色透明・白色・無臭で症状が無い。生理の時期によって変化。(排卵付近:無色透明、粘り気を持って増える。生理前:やや増加。)
  • 異常なおりもの:痒み・臭い・色によって病気が異なる。

 

痒みがある

《カンジダ膣炎》
カンジダ菌は膣の中の常在菌。白色で酒粕状、粥状?ヨーグルト状。
診断:検鏡
原因:性交・糖尿病・抗菌薬服用・不潔・多汗・洗浄剤で発症
治療:杭菌薬(膣錠:毎日、一週間に1回)杭真菌薬含有外用薬・杭真菌剤
再発防止:

  1. 原因の除去(抗生物質・ステロイド剤・通気の悪い下着・刺激の強い洗浄剤・ビデの使いすぎ・パートナーの治療)
  2. 治療薬の変更
  3. 自己感染の防止(肛門からの感染もあり)

《トリコモナス膣炎》
トリコモナス原虫。黄色?淡い灰色、泡沫状。
診断:検鏡
原因:性交・便器・浴槽・汚染された下着、タオル
治療:杭トリコモナス膣錠、内服
予防:

  1. パートナーの治療
  2. コンドーム着用
  3. タオルなど共用しない
     

臭いがある

《細菌性膣炎》
膣内を正常に保つ乳酸桿菌が減少し、複数の菌による感染。おりものが僅かに増加。無色。魚臭(魚介類の様な臭い)
診断:細菌検査
原因:体調の変化・ホルモンバランスの変化・タンポンの使用
治療:抗生物質膣錠・抗生物質の服用
予防:膣の洗浄で乳酸桿菌を失わないようにする
《淋菌性膣炎》
淋菌。黄緑色、膿様。
診断:細菌検査
原因:性交・浴場
治療:抗生物質膣錠・抗生物質服用
予防:性交時コンドーム着用
 

症状のないもの

《クラミジア頚管炎》
クラミジア菌 殆ど症状なく、おりものの増加。⇒不快な臭い。下腹部痛。不妊症の原因に。
診断:細菌検査
原因:性交
治療:抗生剤服用
予防:

  1. コンドーム着用
  2. 不特定多数と性交をしない


女性の3分の1は生涯膣炎にかかります。初期に受診し治療することが必要。 

診療時間

  午前の部
9:00〜 12:00
午後の部
14:00〜 17:30
× ×
17:00まで
12:30まで ×

毎月の診療時間、各種教室・イベントなどのスケジュールは、こちらからご確認ください。

診療・イベントカレンダー

お問い合わせ

TEL:0829-39-1131
FAX:0829-39-1138

メールでのお問い合わせ


〒738-0034
広島県廿日市市宮内1448-1

交通・アクセス(地図)