院長コラム

2011年2月の記事一覧

月経痛について

2011年02月24日

平成23年2月24日(木)放送

月経痛(生理痛)は、重くなると月経困難症といい、大きく2種類に分かれます。
月経前、月経開始とともに、下腹部痛・腰痛・嘔気・頭痛などが起こる事をいいます。今回、それぞれについて、原因・症状・治療について話したいと思います。
 

機能性月経痛

10代後半から20代前半におこる病的異常がないもの。
[原因]

  1. 子宮収縮ホルモン(プロスタグランディン)
  2. 子宮口が狭い
  3. 精神的なもの

[特徴]

  1. 排卵のある月経に起こる。無排卵では起こらない
  2. 月経の1?2日に症状が強いが1日で軽快
  3. 妊娠、分娩後は消失

[治療]

  1. 鎮痛剤(プロスタグランディン合成阻害剤)
  2. ピル
  3. その他:温める、月経を前向きに考える、リラックス、食べ物(チョコレート、ナッツ類は控える)など
     

器質性月経痛

 30才以降に起こり、症状がきつい場合が多い。
[原因]

  1. 子宮筋腫:5人に1人
    《自己チェック》頻繁にナプキンを変える(1時間1回)生理量が多い。塊がでる。月経時貧血気味。月経の期間が長い。
  2. 子宮内膜症:10人に1人
    《自己チェック》吐き気・めまいがある。月経痛が徐々に酷くなった。寝込んでしまう。鎮痛剤が効かない。排便時肛門の奥が痛い。排卵の頃に下腹部痛がある。性交時痛。生理以外でも下腹部痛。不妊。
  3. 子宮腺筋症:子宮内膜が子宮の筋層内に入る病気。内膜症と同じ症状。

[治療]
原因疾患の治療。

  1. 子宮筋腫:ホルモン療法。鎮痛剤・漢方薬。手術療法。(子宮筋腫の大きさ年齢によって治療法を選択)
  2. 子宮内膜症:ホルモン療法(ピル)手術療法
  3. 子宮腺筋症:ホルモン療法(ピル、鎮痛剤)手術療法。
     

その他:月経前緊張症(PMS)

月経の3?4日前にイライラ・怒りっぽくなる・抑鬱状態・乳房痛・頭痛・四肢の浮腫となり、月経とともに症状が消失。
[原因]黄体ホルモン(プロゲステロン)による。
[治療]適度な運動。水分・塩分の摂取制限。漢方薬。ピル。喫煙しない。

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