院長コラム

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超音波診断について(妊娠初期)

2014年02月12日

超音波診断について(妊娠初期)
 今回から超音波診断についてお話ししようと思います。
私は、大学卒業から今まで40年間超音波診断に携わってきました。
開業と同時に、超音波専門医の資格を取りました。(広島県の産婦人科医では4人です。)
その経験を生かして、各時期における超音波診断の解釈の仕方をお話しします。
今回は、“妊娠初期の超音波像”についてお話しします。
超音波とは、人間の聞こえない音波を発信する装置から音波を発信して、その反射した音波を機械により捕え、画像に描写することで写った画像によって診断する診断法です。正直、私が始めた40年前から数段の進歩により、近年では立体的に写る3D、赤ちゃんの動きも見える4Dなど赤ちゃんの詳細が確認できるようになりました。
妊娠初期の超音波像では、
 1.子宮内の妊娠か?

 2.胎児は生存しているか?

 3.胎児の数は?(双子ではないか?)

 4.胎児週数は正しいか?(分娩予定日は正しいか?)

 5.胎児に形態的な異常はないか?

 6.子宮・卵巣などに異常はないか?

以上を超音波で診断します。
妊娠初期では、赤ちゃんが見えるのは、妊娠6週付近で確認できます。赤ちゃんが確認できれば、赤ちゃんの心拍・大きさにより正常妊娠か否かが判ります。(もちろん、子宮外妊娠か異常妊娠かが判ります)
赤ちゃんが写れば、大きさによって順調な発育かどうかが判ります。
妊娠の3か月以内であれば、赤ちゃんの大きさによって、分娩予定日も推定されます。
超音波では、正確さに欠けますが(30%の精度)染色体の異常(妊娠11週?14週)、大きな奇形診断なども行います。
双子の場合には、1卵性か2卵性かの診断をします。
その他、子宮筋腫・卵巣嚢腫などの合併症も診断します。
妊娠反応が出て、妊娠と分かっても赤ちゃんが元気かどうかが心配な時期に赤ちゃんを確認し、心拍・赤ちゃんの動きを確認することにより大変安心な診断方法が超音波診断です。
大学の研究室で、超音波診断における赤ちゃんへの影響について、ラットを使って実験をしましたが、奇形発生のない結果を得ています。安心して受けてください。
当院における実際の超音波像(3D,4D)、発育曲線をお示しします。
ご自分の結果と比較してください。3d1.jpg4d1.jpg 
crl.jpgCRL=胎児の座高)
pa1.jpg
従って、超音波で診断では、妊娠8週から動きが見え、妊娠11週付近から赤ちゃんの大きな奇形の診断ができます。
当院では、赤ちゃんの写真をUSBで収録し、自宅で患者様が楽しめるようにしています。ご利用ください。

超音波(4D/3D)胎児診断のページもご覧ください。
 
 
  

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