廿日市"子育て応援室"勉強会7 「合併症妊娠」

2018年07月25日

妊娠時の疾患が、①妊娠・分娩に影響するか?②妊娠・分娩によって疾患に影響を与えないか?の2点で考えることが大切です。
「婦人科疾患」
子宮奇形:流早産、胎児発育不良、分娩時子宮収縮不良による微弱陣痛・弛緩性出血
子宮筋腫:妊娠時・・流早産、胎位(骨盤位など)に影響。疼痛も起こることあり。
          前置胎盤・胎児発育不全・胎盤異常が起こり易い。
     分娩時・・産道通過障害 ⇒ 帝王切開。胎盤早期剥離・弛緩性出血。
          微弱陣痛、弛緩性出血(分娩時大出血)
     産褥期・・子宮復古不全(子宮の戻りが悪く長期に悪露が続く)
子宮頸がん:妊娠継続には影響しない。
      妊娠前に子宮頸管の円錐切除術をしていれば、早産傾向
      進行期によっては、妊娠継続で母体に影響もあるので胎児の子宮外生存を
     選択することもあり、妊娠する前の検査が大切。
卵巣腫瘍:妊娠時・・茎捻転(卵管を中心に捻じれる)・腫瘍の破裂⇒ 流早産
     分娩時・・産道通過障害
     悪性では、直ちに手術が必要。
     良性では、大きさが6cm以下⇒経過観察
              6~10cm ⇒経過観察又は妊娠12週で手術
「代謝・内分泌疾患」
糖尿病 : 糖尿病合併妊娠 妊娠する前から糖尿病
      妊娠糖尿病   妊娠して糖尿病になった。 以上2種類に分かれる。
    妊娠時・・胎児先天奇形・胎児発育不全・胎児機能不全・羊水過多症・
    出生児・・巨大児・呼吸窮迫症候群(出生時新生児呼吸障害)・低血糖など
甲状腺 :機能低下症
    妊娠時・・妊娠高血圧症候群・流産・胎児発育不全
    分娩後・・軽快又は憎悪・新生児機能低下
     機能亢進症
    妊娠時・・妊娠高血圧症候群・胎児発育不全・早産・死産
    分娩後・・産褥期憎悪・新生児機能亢進・甲状腺クリーゼ(多臓器不全)
「消化器疾患」
虫垂炎 :子宮が増大することで診断がつきにくく、重症化しやすい。
    妊娠時・・流早産
        以上、主な疾患について簡単に表示しました。

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