避妊法・妊娠がわかったら
・避妊法
避妊法は、自分で出来ることと、産婦人科を受診する必要があるものがあります。
名称 原理 失敗率 備考
コンドーム 精子の膣内進入阻止 14% 正しく使用する事が難
途中抜ける、破損など
ペッサリー 子宮口にゴム製キャップ 20% サイズを医師が確認
日本では未使用
殺精子剤 膣内に挿入し精子を殺す 20% 錠剤・ゼリー
効果持続時間がある
ピル ホルモン剤で排卵抑制 0.1% 安全性が高い
医療機関で処方
IUD 子宮内に器具を挿入 銅付加 指定医による挿入
(リング) 着床を防ぐ 0.1% 不正出血
緊急避妊 排卵を遅らせる 1% 薬の副作用
着床を防ぐ その後も避妊を要する
その他 基礎体温;グラフによって性周期を把握して妊娠しやすい時期を推定。
排卵時期・卵巣機能・妊娠の早期診断・次回生理予想が可能。
排卵日確定に正確さが欠ける。
膣外射精;外部で射精。 タイミングを逃し、失敗しやすい。
【緊急避妊について】緊急避妊とは、避妊に失敗した場合に使用され、
① 排卵抑制・受精阻害作用
② 子宮内膜に受精卵が着床しにくくする。
などの作用があり、現在はピルを使って72時間以内に2回服用することが行われていますが、最近、フランスで開発され海外で48カ国に認可されていた“ノルレボ錠0.75mg”が、今回日本でも5月頃に発売されます。
服用方法は、性交後72時間以内に2錠服用するだけで、従来の薬であった吐き気などの副作用の少ない薬です。もちろん常用する薬ではありません。
全く望まない妊娠(例えばレイプなど)の場合に緊急に使用される薬と思って下さい。
最後に、広島県産婦人科医会では県警の性犯罪協力医となっています。
① 性犯罪を受けた場合は早急に産婦人科医に相談ください。
② もし、加害者が車で逃走した場合にはナンバーを控えておいて下さい。性犯罪撲滅のために泣き寝入りするのではなく、報告を・・県警からの通達です。
【受験生ピル】試験日が生理にかからないように調節。
・妊娠がわかったら
【妊娠ごく初期の症状】超初期の症状
① 月経の停止:予定生理が過ぎても月経が来ない。
② 着床期出血:予定生理近くで、子宮内膜の充血などで生理より少ない出血を認める。
③ 基礎体温の高温期が20日以上続く。
④ 乳房が張る:予定生理を過ぎた辺りから感じる人もいる。
⑤ 吐き気がする:個人差がある。
⑥ 熱っぽい・身体がだるい・眠い:高温期のために風邪様の症状がある。
⑦ お腹が張って便秘がち:卵巣のホルモン(プロラクチン)により腸管の動きが悪くなる。
【妊娠初期症状】
① 妊娠反応が陽性にでる。:予定生理が過ぎた時点から反応。
② 悪阻が始まる。;吐き気、嘔吐、食欲不振
③ 出血;着床期出血は心配いりませんが、念のために受診すること。
④ お腹の張り・痛み;出血が無い場合には、お腹を温めるか安静にして治まれば心配なし。
⑤ 乳房の張り;生理的事なので心配なく、刺激を加えない下着をつける。
⑥ 頭痛;自律神経の乱れでおこり、十分な睡眠を取るか、薬を処方して貰う。
⑦ 便秘;植物繊維の多い食事をするか、緩下剤を処方して貰う。
⑧ 頻尿;生理的な事なので、排尿時痛がなければ心配なし。
⑨ おりもの;痒みがなく、白~黄色であれば心配なし。
⑩ 寒気;体温の上昇で感じる。
⑪ 基礎体温の上昇。
【妊娠が判ったら】妊娠反応試薬で反応が出るとするべき事。
・ 妊娠5週には産婦人科を受診。(予定生理が1週間遅れた時点)
・ 超音波による胎児の確認は妊娠5週末~6週で確認でき、胎児心拍が確認できれば、医療機関によって母子健康手帳の手続き書の記入⇒市役所、役場、健康福祉センターなどで母子健康手帳を交付。
・ 母子健康手帳には検査の補助券がついており、妊娠8週~9週(3ヶ月始め)には
医療機関で赤ちゃんに必要な検査を受けて下さい。
・ 流産には十分な注意をして、動き回ったりせずに通常の日常生活以上の行動を慎みましょう。
(2012年02月26日更新)



