最新情報

母乳外来

2018年06月05日

 ご出産おめでとうございますhappy01
当院では、母乳外来で母乳育児のサポートを行っています。
「母乳が足りているかな?」
「乳腺炎になったかな?」など
母乳や育児に関する相談や乳房マッサージを行っています。
気軽にご利用ください。
(時間)月~土 外来診療時間内
   clover 予約制 電話にてご予約ください  ☎0829-39-1131 
         当日のご予約もお受けしております

(内容) ・赤ちゃんの体重測定や母乳量の測定
   clover ・乳房トラブル時の乳房マッサージ
     ・卒乳・育児相談など

30周年記念パーティ

2018年04月25日

当院は平成30年4月4日をもって開業30周年を迎えることができました。それはこれまでご来院してくださった妊産婦さん、患者さん、元気な産声を上げてくれた赤ちゃん、そしてご家族の皆様がいてくださったからです。心より感謝申し上げます。

平成30年4月7日に30周年記念パーティーを行いました。ひさまつ産婦人科医院の歴史を思い出ムービーで振り返り、当院スタッフひとりひとり、様々な思いを巡らせました。その際、当院が開院してから出産第一号となった方からお祝いのお手紙をいただきました。開院当初の病院について、そして出産時の様子や産後の入院生活の様子が鮮明によみがえってくるような、とても素敵な文章がつづられていて、会場全体が温かい雰囲気に包まれました。お忙しい中メッセージを送ってくださり、本当に感謝しています。

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平成30年4月7日現在で延べ12,314人の赤ちゃんが当院でお生まれになっています。30年間でたくさんの命をこの世に送り出すお手伝いをさせていただきました。ありがたいことに、2人目・3人目・4人目…と当院を選ばれて出産される方も多くおられます。上のお子さんやご家族のみなさんが、ガラス越しに赤ちゃんを嬉しそうに、愛おしそうに見つめておられる姿を見て、とてもうれしく思います。そして、「またここで生みたい」と思ってくださる方が多くいらっしゃることをありがたく思います。

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30周年という大切な節目を迎えられたことに感謝し、初心を忘れず、これからも妊産婦さん、そのご家族に寄り添い、たくさんの赤ちゃんをこの世に送り出すお手伝いが出来る幸せをかみしめながら、スタッフ一同、日々精進してまいります。

  幹事 助産師 樋口
     

J-CIMELS公認講習会ベーシックコースに参加して

2018年04月10日

一言に出産と言ってもその経過は様々で、ちいさなものも含めれば状態が急に悪化するいわゆる急変を経験することも珍しくありません。
 日本産婦人科医会の統計によると、2010年1月から16年4月までに全国で計298人の妊産婦が死亡していました。 この6年余の死者数は横ばい状態で、毎年50人前後となっています。出産件数は年間100万人ほどあることから、妊産婦死亡率は1%にも満たない計算です。※1
 しかしながら妊産婦の死亡は、本来新たな生命の誕生という幸福な出来事を一瞬にして深い絶望へと変えてしまいます。 
そのため、たとえ一件でも起こしてはならないものだと思います。
 そんななか、J-CIMELS主催の公認講習会が平成30年3月25日に広島大学病院で開催されることを知り、ぜひとも参加してみたいと思い参加させて頂きました。

 J-CIMELSとは日本産婦人科医会、日本産婦人科学会など7団体が合同で設立した団体であらゆる職種の周産期医療関係者に標準的な母体救命法を普及させるとともに、効果的な母体救命医療システムの開発とその実践を促進すること、およびこれによる妊産婦への質の高い医療の提供と周産期医療のさらなる向上を目指し設立されました。※2

 今回の研修ではテキストを見ながら講師の先生の話を聞く座学はほとんどなく、
6人ずつの少人数グループに分かれてのシナリオシュミレーションによる実践がメインでした。J-CIMELS.jpg
代表的な産科疾患への対応を、実際の症例を元に作られたシナリオに従って行いました。
最小限のスタッフ環境下での急変感知・母体の急変対応・心肺蘇生高次施設への連携などをプロトコール形式で学びました。 
その中で特に印象に残ったのは、このプロトコールを効果的に実施するためには、短い言葉で、的確に、そして具体的に情報を伝え合い、コミュニケーションをとりながらチームワークを発揮することが必要だということです。

 当院でも、姉妹院である東京マザーズクリニックとインターネットを通じ勉強会を行い
情報交換をしたり、NCPR(新生児蘇生)のシュミレーションなどの院内勉強会を定期的に実施しています。 
今回の講習会のように院外で学んだことを勉強会を通じ全員で共有し、実際の急変時に反射的にチームとして対応できるよう、繰り返し訓練していくことが今後必要であると感じました。

 私は今回の研修で学んだことを生かし、急変の場面に立ち会っても冷静さを保ち、チーム間で声かけを行いコミュニケーションをとりあってチーム医療の実践に努めたいと思います。
                       病棟看護師 西山

※1 J-CASTニュース https//www.j-cast.com/2017/04/19295949.html?p=all
※2 J-CIMELS公認講習会ベーシックコーステキスト(メディカ出版)

『ネウボラ』とは

2018年03月07日

最近日本でも注目されているフィンランドの子育て支援『ネウボラ』という言葉をご存知ですか?

『ネウボラとは』
フィンランドにおいて妊娠期から出産を経て子どもが就学するまでの間、母子とその家庭を支援する目的で設置された拠点
また出産・子育ての支援制度のことをいいます。
ネウボラでは一人の保健師が子どもやその家庭と対話を重ねながら継続的に担当することになっており、
医療や健康に関することだけでなく、子どもの成長や子育て、家庭の問題などその時々の悩みを相談できる場所にもなっております。
 そして今、日本でもネウボラのような制度を取り入れようという動きが出ています。

廿日市市では、子育て応援室『ネウボラ廿日市』として、平成29年4月から産後間もないお母さんと赤ちゃんを対象に
3つの産後ケア事業が始まっています。

   ①産後1か月健診費給付事業
    お母さんの産後1か月健診の費用を助成します。
   ②母乳等ケア事業
    助産師による母乳や心身のケア、育児相談などを行います。
   ③家事援助サービス事業
    育児や家事のサポートをします。

   その他にもいろいろな相談窓口を設置したり、「こんにちは赤ちゃん事業」として生後4か月のお子さんがいる
   すべての家庭を母子健康推進員(ママフレンド)が家庭訪問を行うなど、子育て世代の妊娠出産。育児の様々な悩みに
   対応して支援を行っています。

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当院では、妊婦健診時にマタニティパスを作成し妊娠週数に応じた検査や保健指導などが確実に行えるようにしています。
例として、妊娠5ヶ月時には着帯や妊娠生活の注意点をお話しする保健指導や栄養指導、妊娠7ヶ月に入る頃心の健康状態を確認し
それに添ったメンタルヘルスの支援を行っています。
妊娠全期間を通し当院スタッフのみだけでなく、地域の保健センターや他医療機関とも連携をとりながら継続的な支援をするシステムも構築いたしました。
また出産後には、生後2週間から1か月・2ヶ月・3ヶ月の赤ちゃん健診を実施し、子育てや母乳の相談、メンタルヘルスの継続的な支援を行っております。

『ネウボラ』のように誰もが安心して出産・子育てができ、必要な時に必要なアドバイスや支援を受けることができる
そんな体制となるよう当院でも努力していきたいと思います。

   看護師長 野原

一次救命処置(BSL)の手順

2018年02月02日

2018年新しい年を迎え、はや1ヶ月が経ちました。
昨年の12月に、広島市看護協会主催の救急蘇生法研修会に参加してまいりました。
AED(自動体外式除細動器)は、病院はもちろんですが、駅やホテル、デパートなど
色々な所に設置されており、皆さんも一度は目にされた事があると思います。
実際、倒れた方に遭遇した時、落ち着いて対応できるかと不安になりますよね。
私もそんな時に冷静に対応出来るよう今回の研修会へ行ってまいりました。
最近では、イベントや講習会などで、救急蘇生の仕方や訓練など行っている所もみられます。
当院でも、今回の研修の資料を基に行いました。
1人でも多くの方の助けになるよう自分が出来ることをしっかりと練習し、最低限の知識を身につけ準備をしておく事が大切だと思います。

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 《一次救命処置(BLS)の手順》
➀反応(意識)の確認
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 ◉両肩を軽くたたきながら呼びかけ、意識の有無を確認  
 Point
 ⋆何らかの返答や仕草がなければ「反応なし」と判断する
 
 ②応援要請
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 ◉大きな声で「誰か来てください‼」と助けを求める
 ◉協力者が来たら「119番へ通報して下さい」
         「AED(自動体外式除細動器)を持ってきて下さい」
 Point
 ⋆協力者に具体的に指示を出す
 ⋆協力者が1人の場合や、協力者がいない場合はまず自分で119番へ通報する
 
   
 ③気道確保 (頭部後屈顎先挙上法)
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 ◉前額部に手掌を当て頭を後ろにそらせる
 ◉反対側の手の指2本を下顎の先端に置き挙上させる
 Point
 ⋆指で下顎の柔らかい部分を強く圧迫しない
 
 ④呼吸の確認 (可能なら脈も確認)
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 ◉気道確保した状態で傷病者の口・鼻に頬を近づける
 ◉10秒以内で胸の動き、頬で息を感じ、可能なら頸動脈を触知し確認する
 Point
 ⋆反応と正常な呼吸がなければ心停止とみなす
  (死戦期呼吸やあえぎ呼吸は正常な呼吸ではない)
 
 ⑤人工呼吸 (2回)
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 ◉気道確保した状態で顎の手は当てたまま片方の手で鼻をつまみ大きく口を開け、相手の口を覆う
 ◉1秒で胸郭が軽く膨らむ程度
 ◉バックバブルマスクがある場合は使用
  Point
 ⋆胸郭がうまく膨らまなくても吹き込みは2回までとする
 ⋆バックバブルマスク…傷病者の鼻と口をマスクで覆い、親指と人差し指でCの字をつくり、残り3本の指で下顎を持って固定する
 
 ⑥胸骨圧迫 (30回)
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 ◉胸骨圧迫の位置…乳頭と乳頭を結ぶ線の真ん中
 ◉肘をまっすぐ伸ばし垂直に圧迫にする
 ◉強く…約5cmの深さ  (6cm以上だと肺挫傷)
 ◉速く…100~120回/分の速さ
 ◉絶え間なく…胸骨圧迫の中断は最小限に (10秒以内)
   *圧迫と圧迫の間は胸を完全に戻す
 
 ⑦心肺蘇生法の実施
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 ◉胸骨圧迫を30回 人工呼吸を2回
 Point
 ⋆疲れる前に交代する (1~2分おき)
 ⋆傷病者が何らかの反応や、正常な呼吸をし始めた場合は中止し回復体位を取らせる
 
 ⑧AED(自動体外式除細動器)到着・準備
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 ◉AEDの電源を入れる (音声メッセージに従って行動する)
 ◉衣服を脱がせ電極パッドを貼る (電極パッドに描かれたイラストを参考に)
 Point
 ⋆電極は右前胸部(右鎖骨の直下)、左側胸部(左乳頭部外側)へ貼る
 ⋆貼り付ける際にもできるだけ胸骨圧迫を継続する
 ⋆皮膚が濡れていれば水分を拭き取る
 ⋆医療の埋め込み器具(ペースメーカー、ICD)がある場合、器具から離して貼る
 ⋆胸毛が多い場合は電極パッドで除毛し新しいパッドを貼る(予備があれば)
 ⋆経皮的添付薬剤(フランドルテープ、ニトロダーム、ホクナリンテープ)や湿布薬の
  上には貼らない
 ◉パッドのケーブルをAEDへはめ込む 
 
  ⑨心電図の解析
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 ◉「心電図を解析します。患者から離れて下さい。」 (AED音声メッセージ)
 ◉胸骨圧迫を中断し、患者から離れる
 ◉リズムの自動解析が始まる
 
 ⑩電気ショック
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 ◉「ショックが必要です。充電します。患者から離れて下さい。」
 ◉充電が開始される
 ◉「ショックボタンを押してください。」
 ◉患者から離れるよう指示する
 ◉ショックボタンを押す
 Point
 ⋆周りに離れるよう指示する場合
 Ⅰ.私よし‼  Ⅱ.あなたよし‼  Ⅲ.周りよし‼  と必ず確認する
 
 ⑪心肺蘇生法を再開
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 ◉電気ショック後、直ちに胸骨圧迫・人工呼吸を再開する
 ◉2分後の自動解析または傷病者に反応があるまで胸骨圧迫・人工呼吸を継続する
 
 ⑫AEDの手順と蘇生法の繰り返し
 ◉自動解析開始
 ◉通電メッセージがない場合は直ちに胸骨圧迫・人工呼吸を開始する
 ◉通電メッセージがあれば、電気ショック➡胸骨圧迫・人工呼吸➡自動解析 を繰り返す
 Point
 ⋆「ショックは不要」とアナウンスされても、明らかな体動がなければ心肺停止と
  判断して、胸骨圧迫・人工呼吸を開始する
 ⋆電気ショック後、心肺蘇生を開始する場合は必ず胸骨圧迫から行う
 ⋆循環・呼吸が回復していればAEDは装置したままで回復体位を取らせる
 
   小児・乳児への使用
 ◉小学生以上の傷病者は成人用パッドのみを使用
  (小児用パッドは使用しない!)
 ◉1歳までの乳児~6歳以下は小児用パッドを使用
  (やむを得ない場合のみ成人用パッド使用してもよい)